2015年10月29日木曜日

そんな思い

パンやお菓子を作って、"これ、あげます"なんて言ったりして、食べてもらうことがある。
食物にも好みがあるので、大丈夫かな?と不安ではあるが、
"いいんですか?"と、ちょっと戸惑いを見せながらも、受け取ってくれる。
本当のところは、食べている顔を見てみたいのであるが、、、なかなか難しい。
そうすると、多くの方に聞かれる。
"パン屋さんになるの?"と。
私は戸惑う。
"パン屋さんになるのかな?"とか言ってごまかしてしまう。

私が届けたいものはパン、お菓子自体ではないのだと思う。
言葉にするとあまりにも小さくなるような気がして、うまく表現できない。

おそらく、パン、お菓子を通したその先にあるものだろう。
もっと大きな、忘れてはならない、大事なもの。
パン、お菓子という形をした何か、、こう、特別なもの。
そんな思いで焼くのです。



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